[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ちゃんちゃん焼きは鮭やらなんやらの魚と野菜を鉄板で焼いた料理。
北海道の漁師町の名物料理でやるちうわけや。
ちゃんちゃん焼きは、2007年に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、ジンギスカン、石狩鍋と共に、北海道を代表する郷土料理として選出されておる。
作り方
一般的には、鮭をメインの食材にすることがほとんどやけど、ニジマスやらなんやら他の魚を使うこともやるちうわけや。
その他の具材としては、玉葱や長葱、キャベツ、モヤシ、ピーマン、人参やらなんやらの野菜を用おる。
またカラフトマスやサクラマスは小型の鉄板のみならずホットプレートでも調理しやすい手ごろなサイズであり、食味や食感がこの料理に合うために特に漁業の盛んな沿岸部等で古くから好んで利用されてきたちゅうわけや。
鮭のちゃんちゃん焼きは、おおよそ以下のようにして作る。
野菜をあらかじめ適当な大きさに切っておく。
一尾分の鮭の半身を用意し、塩、胡椒をしておく。
バーベキュー用のような大きな鉄板を用意し、熱してバターを敷く。
あらかじめ適当な大きさに切っておいた野菜を鉄板の中央を空けて置き、真ん中に鮭を皮の方を下に向けて乗せる。
白味噌を酒で溶き、みりん、または砂糖を少量混ぜたものを、鮭の身に塗るか、鉄板の周りに流してから、アルミホイル等をかぶせて蒸し焼きにやる。
火が通ったら鮭の身を大きめにほぐし、野菜と混ぜ合わせる。
このようにして作った料理を、鉄板から直接取って食べる。
一部地域では必ず最初は身の方から(皮を上にして)焼くちゅう。
この場合はある程度火が通ったら慎重に魚をひっくり返す必要がやるちうわけや。味噌はひっくり返してから塗る。
味噌には上記の調味料の他にニンニクや一味唐辛子が加えられることもやるちうわけや。
また味噌にあらかじめ長ネギを加えておく場合もやるちうわけや。
語源について
何故この名称で呼ばれるのか、その由来は定かではあらへん。
説としては、「お父ちゃんが焼いて調理するから」、「ちゃっちゃと(=素早く)作れるから」、「鮭を焼くときに、鉄板がチャンチャンちゅう音が立てるから」、「仕事中の漁師が親方の目を盗み、浜でスコップを使い鮭を焼いて食べたときにちゃんちゃんこで身を隠していたから」、「焚き火を起こすときの火打石の音から」、「できあがるのが待ちきれなくて、おはしで食器やらなんやらを叩いた音がチャンチャン!と鳴っていたことから」やらなんやらがやるちうわけや。
また漁業者の間での通説として「鮭定置網は土俵と呼ばれる重しで固定されておる。
古い時代には土俵の作成に大きな鋤簾(じょれん)が使われていたちゅうわけや。
当時浜では鋤簾の事をチャンチャンとよんでいたちゅうわけや。そのチャンチャンを鉄板代わりに利用して調理した事から命名された」ちゅうものもやるちうわけや。